- 歌手になりたい、でも一体どうすれば?
- 中学や高校、または街のボイストレーニングスクールで教えてくれる?
- 本やネットに書いてある?
- 国家資格がある?たくさんオーディション巡りすればなれる?
- 音楽専門学校や養成所に行けばなれる?
- 答えは全てNO。
代表の水谷です。メジャーレコード会社で音楽ディレクターを10年以上、そして音楽プロダクション社長も10年以上務めてきた私が、断言します。
- では、歌手になるには、どうしたらいいの?
- プロの歌手になるための、「2つの選択肢」と「3つの視点」をお教えします。
歌手になるには2つの方法がある
「歌手になる」を、単に「歌の活動を行うこと」と定義するなら、今日から全員歌手になれます。なぜなら、歌手という職業に資格はないから。
しかしここでは、「歌手として売れる」「プロとして生計を立てる」ことを、「歌手になる」と定義します。
その場合、結論から言うと、この2択しかありません。
1、オトナが仕掛けるプロジェクトに乗っかる
レコード会社や広告代理店など、業界がプロデュースする企画にハマる、ということです。アイドルプロジェクトなど、分かりやすい例でしょう。
「ルックスがよくて」「未成年で」「歌がうまくて」「ダンスができて」・・・と、仕掛け側の求めるプロファイルに、たまたまあなたがマッチするかどうか。それだけです。
他人の土俵で起用されるわけですから、そこにはあなたの音楽性や価値観は一切不要。期待されている役割を、果たし続けられることが重要視されます。
ただ、歌手になりたい人が大勢いる中で、たまたま求められているプロファイルにあなたがハマる可能性って、どれだけあるのでしょうか?
歌手になりたい人たちの総数に対して、業界の大人たちが仕掛ける年間プロジェクトの数を割ってみれば、現実的ではないことは一目瞭然。海から針を拾うようなものです。
2、歌手としての価値を証明する
海から針を拾うことに人生をかけたくない?プロジェクトに必要とされている条件を満たしてない?自分のやりたい音楽で勝負したい?
それなら、こちらの選択肢しかありません。
歌手として自分の価値を向上させて、その価値を世間に証明するところがスタートです。
メジャーに行きたければ、レコード会社の人があなたを起用したくなる根拠を、あなた自身が示さねばなりません。
- でも、どうしたら証明できるのか?
ずばり、「あなたは今、何人に支持されているのか?」を数で答えることです。 例えば自主制作CDの販売枚数、ライブの動員数、SNSのフォロワーの数など。
- では歌手になりたいあなたが、支持者を集めるためにはどうしたらいいのか?
後ほど、歌手になるために必要な3つの視点を解説します。
どちらにせよ大変そうですね…でもあなたが飛び込みたい芸能の世界って、そもそもそういうところです。
では、今これを読んでいるあなたが歌手になるためには、2つの選択肢のうち、どちらを選ぶべきか。
答えは迷わず「2」です。
理由
- プロジェクトにたまたま自分がマッチしているなんて、ほとんど宝くじのようなものだから
- 大人たちの仕掛けでヒットが作られる事例の方が、少なくなってきたから
- 現時点で条件が整っていなくても、自分の努力次第で歌手になれる可能性があるから
- 個人でも、SNSや配信などを通じて、自分の価値を証明できる時代になったから
- 自分で作り上げた価値は、失われることがないから。
歌手育成専門機関のWHITE VOICEでは、何より「2」で通用するアーティストづくりを目指し、「1」は副次的にチャンスをうかがう方針をとります。
歌手になるために必要な3つの視点
歌手になるために、自らの価値を証明する方法を解説します。
歌手になるには、ボイストレーニングで歌の土台を固めるのが前提。真っ先に取り組まねばならないこと。歌手として成立する歌をつくる。
歌手になるには、歌が上手いだけじゃダメ。圧倒的に優れた楽曲やパフォーマンス、きちんと訴求する露出戦略が求められます。
メジャーに行きたければ、「レコード会社の人があなたを起用したくなる根拠」を、あなた自身が証明しなければなりません」