ミュージックバンカー代表取締役

歌手志望者に伝えたいこと

はじめまして、ホワイトボイス運営責任者/株式会社ミュージックバンカー代表の水谷智明と申します。

私は年間400人以上の歌手志望者と会います。紹介を受けたり、弊社オーディション審査の場だったり、機会は様々です。その中で多くの方の共通点として、最も痛切に感じること、それは歌手を目指すためのアクションや方法論に戦略が欠けている」ということ。

よくある例は、レコード会社に次から次へとデモ送付を送付し、闇雲にオーディション応募を繰り返す志望者たち。一見彼らは行動的に見えますが、果たしてそれは正しいのでしょうか?私にはむしろ、消極的なアクションに見えます。

なぜなら「当ればラッキー」という感覚で、拾ってくれる誰かを「期待して臨む」スタンスだから。その実、決して自分自身を「売り込む」といった意図ではないのです。

レコード会社は、社運をかけて何億円という投資を判断する立場。プロダクションも何千万円という投資を覚悟してアーティストづくりを行います。

今のあなたはそれに見合うのか?

そう、自ら売れる根拠を示せなければ、絶対フックアップされません。

歌手になる第一歩は、ボイストレーニング

女性シンガーがボイストレーニングを受ける様子

歌手になるため、今日からあなたが取り組むべきこと。それはオーディション雑誌をめくる事ではありません。

仮に、今のあなたままで、武道館のステージに「立たされる」自身の姿を想像してみましょう。恐ろしくないですか?もし「間違って」デビューしてしまったら、本当の苦しみはそこから始まると思います。

さて、ここでボーカリストにとって前提となる価値って何でしょう?それはやはり「圧倒的な歌唱力」なんです。当たり前の話ですが、歌が人より断然上手いからプロになれるのです。

歌手になる方法の第1歩

それはボイストレーニングで歌の特訓を積むということ以外ありえません。

焦らず、着実に、一歩一歩、揺るぎない基礎力やスキルを向上させること。その基盤を作ってから、活動に繋げましょう。

その先の目標設定、戦略的なアクション

ライブ活動を行う女性シンガー

ボイストレーニングで歌の実力が付き始めたら、並行してアクションを行っていきます。オリジナル曲を制作し、小さなところからライブを重ね、ネットを駆使して名前を広げ、少しづつファンを獲得していきましょう。計画的に行えば、1年で足掛かりは見えてくるはず。

評判が高まれば、次はメディア戦略です。もっと多くの人に知ってもらうため、ミュージックビデオ製作や、FMラジオ出演などに本腰を入れていきましょう。

あなたでなければならない理由創り

これが最重要テーマと心得てください。 自分の価値を上げ、世の中に通用するボーカルだと認められれば、チャンスは向こうからやってくるもの。その時に準備できているか、否か?

ひとりで闇雲に迷路をさまよい、見えない出口を目指す時は終わりです。 これからは、一緒に道を切り拓きましょう。